映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルは誰?キャストとあらすじは? [出演ドラマ]
ブログ管理人のんのんです!本日のテーマは「映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルは誰?キャストとあらすじは?」です。
2016年12月10日・岡田准一主演映画「海賊と呼ばれた男」がいよいよ全国ロードショー公開されます。
そこで今回はこの作品のモデルとなった人物が誰なのかということや、主役級の俳優・女優が勢ぞろいの豪華キャストについてやあらすじなど調べてみたいと思います。
12月10日公開の映画「海賊と呼ばれた男」は百田尚樹のベストセラー歴史小説が原作となっていますがあらすじやキャストについては後ほどお伝えするとしてまずはこの作品のモデルとなった人物が誰なのかということについて少し調べていきましょう。
今回、映画化された作品は完全なノンフィクションではなく実話に基づいたフィクション小説ということです。
実話に基づいているとなると登場人物も架空ではなくモデルにがいるということですよね。それは誰なんでしょうか・・・。ちょっと気になるので調べてみたら明治時代から戦後にかけての実業家「出光佐三」という人物がモデルになっています。
え??「出光佐三」ってそもそも誰?
・・・と存在そのものを知らないのは私だけじゃないですよね。
そこでまたまた誰なのかということを調べてみましたよ。
主人公・国岡鐵造のモデルになった出光佐三は戦後の日本のエネルギー業界を支えた男と呼ばれ現在まで続く出光興産の創立者として「国岡商店」を大企業にまで躍進させたというすごい人物です。
出光興産というと私の認識ではガソリンスタンドの出光ですが今回、映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルが誰なのかというのも知らなかったのでストーリーがガソリンスタンドの出光の創業当時を舞台にしていることも知りませんでした。
作者の百田尚樹はモデルになった出光佐三に強く感銘を受けて「海賊と呼ばれた男」を執筆したそう。
百田尚樹というとデビュー作の「永遠の0」を大ヒットさせた作家ですが、この作品も戦後を舞台とした小説で、これも同じく映画化されていますよね。
今回主役を演じる岡田准一は「永遠の0」でも主役を演じ、初日の2日間で約42万人の観客を動員したという作品です。
「海賊と呼ばれた男」は実話に基づいたフィクションとなっていますが、「永遠の0」のあらすじを見るとこちらは完全なフィクションだったようです。
ただ、執筆するにあたりご自身のお父さんや親戚の出征が影響したことや、複数の特攻隊員の実話や零戦のパイロットの伝記などをもとにして書いた作品だったそうです。
そんな作者が戦後の実業家をモデルにして書いたというあらすじの小説が映画化されたわけですが、作品の中には出光興業創立者・出光佐三をモデルとする主人公・国岡鐵造のほかにすごくたくさんの人物が登場します。
キャストについては後ほど詳しくご紹介していきますが、登場人物は作者の百田尚樹が作り上げたオリジナルの人物がたくさん登場するわけですが、原作の中には実在の人物をモデルにしている人もいるようで一部では実名で登場しているそう。
登場人物でモデルが実在する人をあげていきましょう。
国岡徳三郎 (父) ⇒ 出光藤六
国岡稲子 (母) ⇒ 出光千代
国岡達吉 (弟) ⇒ 出光弘(新出光創業者)
国岡正明 (弟) ⇒ 出光計助(出光興産二代目社長)
国岡昭一 (息子) ⇒ 出光昭介(出光興産五代目社長)
主人公の家族でモデルになる人物がわかっているのは上記のとおりですが、それ以外で鐵造を取り巻く関係者でモデルとなる人物がいる、または実名で登場している場合も調べてみました。
木田章太郎 ⇒ 日田重太郎。鐵造の恩人。主人公が若い頃に資金援助した人
東雲忠司 (国岡商店の店員) ⇒ 石田正賓(出光興産三代目社長)
武知甲太郎 (国岡商店の店員) ⇒ 手島治雄(出光興産専務)
藤本壮平 (国岡商店の店員) ⇒ 長井弘介
ジョン・F・アイソ ⇒ 日系2世でGHQ法務局少佐。実名で登場
人見孝 ⇒ 商工省石油課長。実名で登場
玉置敬三 ⇒ 通商産業省官僚で後に東芝会長。実名で登場
池田勇人 ⇒ 通商産業大臣で後に首相。実名で登場
三木武夫 ⇒ 通商産業大臣で後に首相。実名で登場
以上のようにモデルがいる人物と架空の人物が入り混じって作品ができあがっているということです。
また、映画化された「海賊と呼ばれた男」のあらすじを見るとストーリーの中心となるのが1953年に起きた「日章丸事件」ですが、こちらも実際に起きた出来事で、これをモデルにして作られた小説が原作となります。
ではここからは映画化された作品に出演するキャストを簡単なプロフィールとともにご紹介していこうと思います。
「海賊と呼ばれた男」のキャストは豪華メンバーが揃っていると話題ですので、あらすじだけじゃなく出演するキャストは誰かというのも気になるところです。
国岡鐵造 ⇒ 岡田准一
「永遠の0」に続く百田尚樹作品での出演を演じる岡田准一はジャニーズ事務所所属のアイドルグループV6のメンバーのひとりです。
現在では俳優としての評価が高く2015年には日本アカデミー賞にて「永遠の0」で最優秀主演男優賞、「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞を受賞しました。ジャニーズ事務所所属のタレントとしては現役で日本アカデミー賞を受賞するのは初めてという快挙を成し遂げたそう。
1980年11月18日生(39歳)
大阪府枚方市出身
身長 165cm
血液型 B型
国岡ユキ ⇒ 綾瀬はるか
天然キャラの綾瀬はるかさんですが演技にかける情熱は相当なものだといわれる演技派女優です。
今回は男性キャストが多い中で、主人公・国岡鐵造の前妻の約を演じます。明治時代〜戦後という時代背景から和服姿の綾瀬はるかさんを見られるのも嬉しいところです!
東雲忠司 ⇒ 吉岡秀隆
「北の国から」で純を演じたイメージが強い俳優ですが、子役時代から大人になっても演技派として知られ数々の受賞歴を持っていますよね。
「Dr.コトー診療所」や「ALWAYS三丁目の夕日」「流星ワゴン」など代表作も数多く、派手ではないけれど存在感のある俳優です。
この作品では主人公・国岡鐵造を支え共に国岡商店を盛り上げていくというキャストで演じます。
1970年8月12日生(46歳)
埼玉県出身
身長 172cm
血液型 A型
長谷部喜雄 ⇒ 染谷将太
若手の中でも実力派と言われる染谷将太。2015年に女優の菊地凛子と結婚され、子供さんがひとりおられるそうです。今回は国岡商店の店員というキャストで演じます。
1992年9月3日生(24歳)
東京都出身
身長 172cm
血液型 A型
武知甲太郎 ⇒ 鈴木亮平
世界遺産好きで世界遺産検定一級の資格を持つという鈴木亮平。演じる役柄に合わせて体重を増やしたり落としたりすることで話題に。
2015年に放送された「天皇の料理番」では主人公の兄というキャストに選ばれ、病を患い亡くなる役に合わせて20キロ体重を落とし、その後に出演した「俺物語!!」では巨漢の主人公を演じるために30キロ体重を増やしたと話しています。
今回は出光興産専務の手島治雄をモデルとする武知甲太郎を演じます。
武知甲太郎のモデルとなった手島治雄は元GHQの通訳をしていたということですので、もともと英語が得意な鈴木亮平はハマリ役じゃないでしょうか。
1983年3月29日生(33歳)
兵庫県西宮市出身
身長 186cm
血液型 A型
柏原耕一 ⇒ 野間口徹
個性派俳優で知られる野間口徹。今回は創業当時から鐵造と共に国岡商店を支え、不器用ながらも努力は人一倍という役柄を演じます。
1973年10月11日生(43歳)
福岡県北九州市出身
身長 172cm
血液型 AB型
藤本壮平 ⇒ ピエール瀧
俳優やタレントというイメージが強いピエール瀧ですがミュージシャンとしても活動されているそう。「楽器の弾けないミュージシャン」と公言し「電気グルーヴ」というグループ名でライブなど行っておられます。
演技力も高く評価され、数々の作品に出演しています。
今回は元海軍大佐という経歴を持つ長井弘介をモデルにしている藤本壮平を演じます。
1967年4月8日生(49歳)
静岡県静岡市出身
身長 179cm
血液型 AB型
甲賀治作 ⇒ 小林薫
どんな役柄でもこなしてしまうといわれる実力派俳優の小林薫。見た目年齢がめちゃめちゃ若いですが実年齢は65歳ということです。
22歳下の女優と結婚したということにも驚いてしまいますね。
今回は創業当時から主人公の鐵造を支える国岡商店の店員を演じます。
1951年9月4日生(65歳)
京都府京都市出身
身長 175cm
血液型 A型
国岡万亀男 ⇒ 光石研
主人公・国岡鐵造の兄の役を演じます。
1961年9月26日生(55歳)
福岡県八幡市出身
血液型 A型
盛田辰郎 ⇒ 堤真一
これまでも数々の作品に出演している堤真一は今回、日章丸の船長の役を演じます。
1964年7月7日生(52歳)
兵庫県西宮市出身
身長 178cm
血液型 AB型
木田章太郎 ⇒ 近藤正臣
二枚目俳優として知られる近藤正臣。年齢を重ねた現在でもイケメンぶりは変わりませんよね。
今回は主人公・国岡鐵造の恩人を演じます。
1942年2月15日(74歳)
京都府京都市出身
血液型 O型
鳥川卓巳 ⇒ 國村隼
渋い俳優として有名な國村隼は「日邦石油」の社長・鳥川卓巳を演じます。
1955年11月16日(61歳)
熊本県出身
身長 170cm
血液型 A型
映画化された百田尚樹小説「海賊と呼ばれた男」に出演のキャストをご紹介しましたが、誰を見ても豪華キャストと話題になる理由がおわかりいただけるかと思います。
さらに映画のロケ地についても少し触れてみたいと思います。
今回、映画化された「海賊と呼ばれた男」の主なロケ地は京都府舞鶴市とのこと。京都は現在でも古都の風情を残す明治〜戦後の時代背景の作品にはぴったりのロケ地ですよね。
しかも日本海に面していることも舞鶴市が主なロケ地に選ばれた理由かもしれませんね。
その他にも神戸や福井県などもロケ地として使われたそうです。
・聚幸菴
京都・舞鶴にあるホテルアマービレの別館「聚幸菴」は海軍関係者が使っていた旅館・松栄館の大広間のロケ地になりました。
ここは現在では閉鎖されていますがかつては東郷平八郎や乃木将軍など歴史的にも有名な人々が利用したというすごい場所なんだそうです!
・舞鶴 赤れんがパーク
舞鶴 赤れんがパークは明治から大正時代に日本海軍によって建てられた倉庫群で中には国の重要文化財に指定されているものもあるそうです。
「海賊と呼ばれた男」のほかにも数々のロケ地として使われているというとこです。
・田井漁港
港の撮影に使われた漁港です。
・神戸大学
主人公・国岡鐵造のモデルとなった出光佐三の出身校です。昔は神戸高等商業学校でこの時代に出光佐三が通っており後に神戸大学になりました。
このほかにも神戸税関や京都の久見浜湾にある小天橋海水浴場、福井県の小浜にある山川登美子記念館もロケ地となりました。
ロケ地近辺にお住まいの人は偶然撮影現場を見かけることがあったかもしれませんが、ドラマや映画の撮影って秘密裏に行われることが多いようでテレビを見てたら自分の住んでる場所が映ってるということがありますよね。
「あそこで◯◯の撮影やってたんだって!」
と話題になるのはドラマが終わってから。本当に偶然撮影現場を見かけた人は本当にラッキーということで、残念ながらなかなかお目にかかる機会はありませんよね。
映画化された「海賊と呼ばれた男」の原作は350ページ超えで上下巻の2冊というかなりボリュームのある作品となっています。
なのであらすじもかなりざっとした内容になってしまいますが、簡単なあらすじを見ていきましょう。
国岡商店を創業した主人公・国岡鐵造が敗戦により打ちのめされ疲弊しきった日本を復興させようと情熱を燃やし前進する様子を描いている。
鐵造が営む海外の営業所を全て失うなど敗戦による打撃は大きいにもかかわらず、わずかに残った従業員は家族と同様として鐵造は誰一人としてクビにしなかった。
できる仕事は全て取り込み、資材を投げ打って社員の給料などに充てるなどしながら国岡商店の再興を果たしていく。
復興に向けて前進しようにも、売るべき油がないという大きな壁にぶつかるも旧海軍の船のタンクに残る油をさらって利用するという仕事を受けるなどして会社を立て直していく。
ストーリーの中心は、実際に起きた「日章丸事件」と呼ばれる実話となり、主人公があらゆる困難を乗り越えながら前進することをやめずに努力し、優れた機転と行動力で後に日本屈指の大企業にまでのし上がっていく。
こんな感じのあらすじですが、主人公・国岡鐵造の生涯を描いているということで主演の岡田准一は20代の若き時代から90代の晩年の鐵造までを演じるということです。
中でも一番中心になる年代が60代。まだ30代の岡田准一ですが立ち居振る舞いなどが60代そのものという演技を見せているそう。この役を演じるために、色々な俳優の演技を勉強し試行錯誤の末に完成できたということですので演技力に期待したいところですよね!
ちなみにあらすじには書きませんでしたがこの映画の中で綾瀬はるかさんが演じるのは鐵造の前妻の国岡ユキ役ということです。
なぜ前妻かというと、鐵造のことを愛していたにもかかわらずある事情からやむおえず自分から別れを告げることになるそう。
国岡商店の従業員から母のように慕われ鐵造と共に再興を支えるという重要な役柄ということですが別れを告げる理由は何でしょう・・・。
ざっとあらすじをご紹介してきましたが私としては「永遠の0」のようにまた大ヒットかも!という感想を持ちました!
また、あらすじを見ていくと人生を左右するような重要な人物との出会いが大企業に登りつめたカギを握るという感想も。
例えば日田重太郎がモデルとなった木田章太郎との出会いです。
鐵造が若い頃に自らの別荘を売却し会社設立のための資金を援助してくれた人物ですが、その時の条件が「返済不要」「利子もいらない」という太っ腹な条件。ただし、独立を貫徹することと兄弟仲良くすること・・・という変わった条件を出した人物ですが、この出会いが鐵造の人生に大きく影響していることは間違いないという感想です。
こんなところもこの映画の見どころじゃないかと思いますがさらに注目したいのがキャストでしょう。
今回の作品は映画化が決まってからかなり話題になっていましたが、豪華すぎるキャストも評判ですよね。
誰を見ても主役レベルの顔ぶれが勢ぞろい。そして岡田准一と綾瀬はるかさんが夫婦役というのもちょっとワクワクで楽しみですねー!
ということで、今回は「映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルは誰?キャストとあらすじは?」でお届けしました!
2016年12月10日・岡田准一主演映画「海賊と呼ばれた男」がいよいよ全国ロードショー公開されます。
そこで今回はこの作品のモデルとなった人物が誰なのかということや、主役級の俳優・女優が勢ぞろいの豪華キャストについてやあらすじなど調べてみたいと思います。
映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルは誰?
12月10日公開の映画「海賊と呼ばれた男」は百田尚樹のベストセラー歴史小説が原作となっていますがあらすじやキャストについては後ほどお伝えするとしてまずはこの作品のモデルとなった人物が誰なのかということについて少し調べていきましょう。
今回、映画化された作品は完全なノンフィクションではなく実話に基づいたフィクション小説ということです。
実話に基づいているとなると登場人物も架空ではなくモデルにがいるということですよね。それは誰なんでしょうか・・・。ちょっと気になるので調べてみたら明治時代から戦後にかけての実業家「出光佐三」という人物がモデルになっています。
え??「出光佐三」ってそもそも誰?
・・・と存在そのものを知らないのは私だけじゃないですよね。
そこでまたまた誰なのかということを調べてみましたよ。
主人公・国岡鐵造のモデルになった出光佐三は戦後の日本のエネルギー業界を支えた男と呼ばれ現在まで続く出光興産の創立者として「国岡商店」を大企業にまで躍進させたというすごい人物です。
出光興産というと私の認識ではガソリンスタンドの出光ですが今回、映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルが誰なのかというのも知らなかったのでストーリーがガソリンスタンドの出光の創業当時を舞台にしていることも知りませんでした。
作者の百田尚樹はモデルになった出光佐三に強く感銘を受けて「海賊と呼ばれた男」を執筆したそう。
百田尚樹というとデビュー作の「永遠の0」を大ヒットさせた作家ですが、この作品も戦後を舞台とした小説で、これも同じく映画化されていますよね。
今回主役を演じる岡田准一は「永遠の0」でも主役を演じ、初日の2日間で約42万人の観客を動員したという作品です。
「海賊と呼ばれた男」は実話に基づいたフィクションとなっていますが、「永遠の0」のあらすじを見るとこちらは完全なフィクションだったようです。
ただ、執筆するにあたりご自身のお父さんや親戚の出征が影響したことや、複数の特攻隊員の実話や零戦のパイロットの伝記などをもとにして書いた作品だったそうです。
そんな作者が戦後の実業家をモデルにして書いたというあらすじの小説が映画化されたわけですが、作品の中には出光興業創立者・出光佐三をモデルとする主人公・国岡鐵造のほかにすごくたくさんの人物が登場します。
キャストについては後ほど詳しくご紹介していきますが、登場人物は作者の百田尚樹が作り上げたオリジナルの人物がたくさん登場するわけですが、原作の中には実在の人物をモデルにしている人もいるようで一部では実名で登場しているそう。
登場人物でモデルが実在する人をあげていきましょう。
国岡徳三郎 (父) ⇒ 出光藤六
国岡稲子 (母) ⇒ 出光千代
国岡達吉 (弟) ⇒ 出光弘(新出光創業者)
国岡正明 (弟) ⇒ 出光計助(出光興産二代目社長)
国岡昭一 (息子) ⇒ 出光昭介(出光興産五代目社長)
主人公の家族でモデルになる人物がわかっているのは上記のとおりですが、それ以外で鐵造を取り巻く関係者でモデルとなる人物がいる、または実名で登場している場合も調べてみました。
木田章太郎 ⇒ 日田重太郎。鐵造の恩人。主人公が若い頃に資金援助した人
東雲忠司 (国岡商店の店員) ⇒ 石田正賓(出光興産三代目社長)
武知甲太郎 (国岡商店の店員) ⇒ 手島治雄(出光興産専務)
藤本壮平 (国岡商店の店員) ⇒ 長井弘介
ジョン・F・アイソ ⇒ 日系2世でGHQ法務局少佐。実名で登場
人見孝 ⇒ 商工省石油課長。実名で登場
玉置敬三 ⇒ 通商産業省官僚で後に東芝会長。実名で登場
池田勇人 ⇒ 通商産業大臣で後に首相。実名で登場
三木武夫 ⇒ 通商産業大臣で後に首相。実名で登場
以上のようにモデルがいる人物と架空の人物が入り混じって作品ができあがっているということです。
また、映画化された「海賊と呼ばれた男」のあらすじを見るとストーリーの中心となるのが1953年に起きた「日章丸事件」ですが、こちらも実際に起きた出来事で、これをモデルにして作られた小説が原作となります。
「海賊と呼ばれた男」のキャストとロケ地は?
ではここからは映画化された作品に出演するキャストを簡単なプロフィールとともにご紹介していこうと思います。
「海賊と呼ばれた男」のキャストは豪華メンバーが揃っていると話題ですので、あらすじだけじゃなく出演するキャストは誰かというのも気になるところです。
国岡鐵造 ⇒ 岡田准一
「永遠の0」に続く百田尚樹作品での出演を演じる岡田准一はジャニーズ事務所所属のアイドルグループV6のメンバーのひとりです。
現在では俳優としての評価が高く2015年には日本アカデミー賞にて「永遠の0」で最優秀主演男優賞、「蜩ノ記」で最優秀助演男優賞を受賞しました。ジャニーズ事務所所属のタレントとしては現役で日本アカデミー賞を受賞するのは初めてという快挙を成し遂げたそう。
1980年11月18日生(39歳)
大阪府枚方市出身
身長 165cm
血液型 B型
国岡ユキ ⇒ 綾瀬はるか
天然キャラの綾瀬はるかさんですが演技にかける情熱は相当なものだといわれる演技派女優です。
今回は男性キャストが多い中で、主人公・国岡鐵造の前妻の約を演じます。明治時代〜戦後という時代背景から和服姿の綾瀬はるかさんを見られるのも嬉しいところです!
東雲忠司 ⇒ 吉岡秀隆
「北の国から」で純を演じたイメージが強い俳優ですが、子役時代から大人になっても演技派として知られ数々の受賞歴を持っていますよね。
「Dr.コトー診療所」や「ALWAYS三丁目の夕日」「流星ワゴン」など代表作も数多く、派手ではないけれど存在感のある俳優です。
この作品では主人公・国岡鐵造を支え共に国岡商店を盛り上げていくというキャストで演じます。
1970年8月12日生(46歳)
埼玉県出身
身長 172cm
血液型 A型
長谷部喜雄 ⇒ 染谷将太
若手の中でも実力派と言われる染谷将太。2015年に女優の菊地凛子と結婚され、子供さんがひとりおられるそうです。今回は国岡商店の店員というキャストで演じます。
1992年9月3日生(24歳)
東京都出身
身長 172cm
血液型 A型
武知甲太郎 ⇒ 鈴木亮平
世界遺産好きで世界遺産検定一級の資格を持つという鈴木亮平。演じる役柄に合わせて体重を増やしたり落としたりすることで話題に。
2015年に放送された「天皇の料理番」では主人公の兄というキャストに選ばれ、病を患い亡くなる役に合わせて20キロ体重を落とし、その後に出演した「俺物語!!」では巨漢の主人公を演じるために30キロ体重を増やしたと話しています。
今回は出光興産専務の手島治雄をモデルとする武知甲太郎を演じます。
武知甲太郎のモデルとなった手島治雄は元GHQの通訳をしていたということですので、もともと英語が得意な鈴木亮平はハマリ役じゃないでしょうか。
1983年3月29日生(33歳)
兵庫県西宮市出身
身長 186cm
血液型 A型
柏原耕一 ⇒ 野間口徹
個性派俳優で知られる野間口徹。今回は創業当時から鐵造と共に国岡商店を支え、不器用ながらも努力は人一倍という役柄を演じます。
1973年10月11日生(43歳)
福岡県北九州市出身
身長 172cm
血液型 AB型
藤本壮平 ⇒ ピエール瀧
俳優やタレントというイメージが強いピエール瀧ですがミュージシャンとしても活動されているそう。「楽器の弾けないミュージシャン」と公言し「電気グルーヴ」というグループ名でライブなど行っておられます。
演技力も高く評価され、数々の作品に出演しています。
今回は元海軍大佐という経歴を持つ長井弘介をモデルにしている藤本壮平を演じます。
1967年4月8日生(49歳)
静岡県静岡市出身
身長 179cm
血液型 AB型
甲賀治作 ⇒ 小林薫
どんな役柄でもこなしてしまうといわれる実力派俳優の小林薫。見た目年齢がめちゃめちゃ若いですが実年齢は65歳ということです。
22歳下の女優と結婚したということにも驚いてしまいますね。
今回は創業当時から主人公の鐵造を支える国岡商店の店員を演じます。
1951年9月4日生(65歳)
京都府京都市出身
身長 175cm
血液型 A型
国岡万亀男 ⇒ 光石研
主人公・国岡鐵造の兄の役を演じます。
1961年9月26日生(55歳)
福岡県八幡市出身
血液型 A型
盛田辰郎 ⇒ 堤真一
これまでも数々の作品に出演している堤真一は今回、日章丸の船長の役を演じます。
1964年7月7日生(52歳)
兵庫県西宮市出身
身長 178cm
血液型 AB型
木田章太郎 ⇒ 近藤正臣
二枚目俳優として知られる近藤正臣。年齢を重ねた現在でもイケメンぶりは変わりませんよね。
今回は主人公・国岡鐵造の恩人を演じます。
1942年2月15日(74歳)
京都府京都市出身
血液型 O型
鳥川卓巳 ⇒ 國村隼
渋い俳優として有名な國村隼は「日邦石油」の社長・鳥川卓巳を演じます。
1955年11月16日(61歳)
熊本県出身
身長 170cm
血液型 A型
映画化された百田尚樹小説「海賊と呼ばれた男」に出演のキャストをご紹介しましたが、誰を見ても豪華キャストと話題になる理由がおわかりいただけるかと思います。
さらに映画のロケ地についても少し触れてみたいと思います。
今回、映画化された「海賊と呼ばれた男」の主なロケ地は京都府舞鶴市とのこと。京都は現在でも古都の風情を残す明治〜戦後の時代背景の作品にはぴったりのロケ地ですよね。
しかも日本海に面していることも舞鶴市が主なロケ地に選ばれた理由かもしれませんね。
その他にも神戸や福井県などもロケ地として使われたそうです。
・聚幸菴
京都・舞鶴にあるホテルアマービレの別館「聚幸菴」は海軍関係者が使っていた旅館・松栄館の大広間のロケ地になりました。
ここは現在では閉鎖されていますがかつては東郷平八郎や乃木将軍など歴史的にも有名な人々が利用したというすごい場所なんだそうです!
・舞鶴 赤れんがパーク
舞鶴 赤れんがパークは明治から大正時代に日本海軍によって建てられた倉庫群で中には国の重要文化財に指定されているものもあるそうです。
「海賊と呼ばれた男」のほかにも数々のロケ地として使われているというとこです。
・田井漁港
港の撮影に使われた漁港です。
・神戸大学
主人公・国岡鐵造のモデルとなった出光佐三の出身校です。昔は神戸高等商業学校でこの時代に出光佐三が通っており後に神戸大学になりました。
このほかにも神戸税関や京都の久見浜湾にある小天橋海水浴場、福井県の小浜にある山川登美子記念館もロケ地となりました。
ロケ地近辺にお住まいの人は偶然撮影現場を見かけることがあったかもしれませんが、ドラマや映画の撮影って秘密裏に行われることが多いようでテレビを見てたら自分の住んでる場所が映ってるということがありますよね。
「あそこで◯◯の撮影やってたんだって!」
と話題になるのはドラマが終わってから。本当に偶然撮影現場を見かけた人は本当にラッキーということで、残念ながらなかなかお目にかかる機会はありませんよね。
「海賊と呼ばれた男」のあらすじと感想
映画化された「海賊と呼ばれた男」の原作は350ページ超えで上下巻の2冊というかなりボリュームのある作品となっています。
なのであらすじもかなりざっとした内容になってしまいますが、簡単なあらすじを見ていきましょう。
国岡商店を創業した主人公・国岡鐵造が敗戦により打ちのめされ疲弊しきった日本を復興させようと情熱を燃やし前進する様子を描いている。
鐵造が営む海外の営業所を全て失うなど敗戦による打撃は大きいにもかかわらず、わずかに残った従業員は家族と同様として鐵造は誰一人としてクビにしなかった。
できる仕事は全て取り込み、資材を投げ打って社員の給料などに充てるなどしながら国岡商店の再興を果たしていく。
復興に向けて前進しようにも、売るべき油がないという大きな壁にぶつかるも旧海軍の船のタンクに残る油をさらって利用するという仕事を受けるなどして会社を立て直していく。
ストーリーの中心は、実際に起きた「日章丸事件」と呼ばれる実話となり、主人公があらゆる困難を乗り越えながら前進することをやめずに努力し、優れた機転と行動力で後に日本屈指の大企業にまでのし上がっていく。
こんな感じのあらすじですが、主人公・国岡鐵造の生涯を描いているということで主演の岡田准一は20代の若き時代から90代の晩年の鐵造までを演じるということです。
中でも一番中心になる年代が60代。まだ30代の岡田准一ですが立ち居振る舞いなどが60代そのものという演技を見せているそう。この役を演じるために、色々な俳優の演技を勉強し試行錯誤の末に完成できたということですので演技力に期待したいところですよね!
ちなみにあらすじには書きませんでしたがこの映画の中で綾瀬はるかさんが演じるのは鐵造の前妻の国岡ユキ役ということです。
なぜ前妻かというと、鐵造のことを愛していたにもかかわらずある事情からやむおえず自分から別れを告げることになるそう。
国岡商店の従業員から母のように慕われ鐵造と共に再興を支えるという重要な役柄ということですが別れを告げる理由は何でしょう・・・。
ざっとあらすじをご紹介してきましたが私としては「永遠の0」のようにまた大ヒットかも!という感想を持ちました!
また、あらすじを見ていくと人生を左右するような重要な人物との出会いが大企業に登りつめたカギを握るという感想も。
例えば日田重太郎がモデルとなった木田章太郎との出会いです。
鐵造が若い頃に自らの別荘を売却し会社設立のための資金を援助してくれた人物ですが、その時の条件が「返済不要」「利子もいらない」という太っ腹な条件。ただし、独立を貫徹することと兄弟仲良くすること・・・という変わった条件を出した人物ですが、この出会いが鐵造の人生に大きく影響していることは間違いないという感想です。
こんなところもこの映画の見どころじゃないかと思いますがさらに注目したいのがキャストでしょう。
今回の作品は映画化が決まってからかなり話題になっていましたが、豪華すぎるキャストも評判ですよね。
誰を見ても主役レベルの顔ぶれが勢ぞろい。そして岡田准一と綾瀬はるかさんが夫婦役というのもちょっとワクワクで楽しみですねー!
ということで、今回は「映画化された「海賊と呼ばれた男」のモデルは誰?キャストとあらすじは?」でお届けしました!